リモートワーク、複業時代の「自分戦略」に行ってきました
はじめに
結構前の話になりますが、DevLove関西主催の以下勉強会に行ってきました。 devlove-kansai.doorkeeper.jp
目的
参加したのは以下の動機です(うちの会社は複業できないですけど)。
- 昨年末から自身のキャリアについて考える機会が多く、色々な選択肢を知りたいと思った。
- 基本的に会社に依存しない生き方をしたくて、定年までに「自分の力で食べていくにはどうしたらいいか?」と思う事が多い。
- バリバリの組込みエンジニアでリモートワークって結構難しいと思うので、ヒントがあるか探してみたかった。
内容と感想
3名のエンジニアの方が自分のケースを話されていました。
残念ながら組込み系の方はいらっしゃいませんでしたが、皆さん共通されているのは以下のように感じました。
- 受諾(収入の安定)⇔サービス開発(のバランスを試行錯誤されている。
- 主にワークライフバランス(例:家族との時間)を確立するため、結果的に今のワークスタイルになっている。
- 皆さん、勉強熱心で危機感を持っている(そして自ら動いている)。
- 仕事を見つけるのは前職のツテか、コミュニティ活動がポイント(ベースとして信頼関係が必要)。
セッション1 アラカンエンジニアが辿り着いた生き方
当日の資料が公開されていました。 www.slideshare.net
複業をやってみて、以下を2つやる事でバランスが取れているそうです。
- 会社:収入が安定している代わりに仕事は基本選べない
- 個人:事業主は安定が無い代わりに自分の思うように仕事ができる
還暦でもエンジニアの仕事ができる、と言う話がありましたが再雇用で半分程度の賃金で働く事になったり、食べるためにやりたくない事を続ける状況は個人的に避けたいです。
セッション2 複業に挑戦しよう。その前に!
こちらは資料はありませんが、印象に残った内容を記載します。
- "楽しい/ワクワク⇔粛々"、"提供価値"の軸でポートフォリオを作られている⇒自分も作ってみようと思いました。
- 小さな企業でも取引先が1社だけというのはリスクが大きい。個人でも1つの会社に依存するだけで良いのか?と言う話。
- セッションでは時間切れでしたが「エフェクチュエーション」の重要性について語られていました。
blog.btrax.com
セッション3 無駄に働きたくないという気持ちが生んだ「webデザイナーの生存戦略」
こちらも当日の資料が公開されています、がリンク切れてる? docs.google.com
単価が低く生存競争が激しい業界で、どう生き残るのかという事を考えて行動されている事例。
ポイントは以下の感じでした。
- 働く上で大事にされている事に「対等な関係でいれるか」という事がある。会社や上司と対等になるために転職届を出すしかない状況はリスキー。
- 複業する事で自分の価値がわかる。会社での評価だけが高いのか、もしくは市場での評価が高いのか。
- 複業する事で自分の時間を大事にするようになった(例:デキる人と一緒にいる時間を大事にする)
- 複業していない(自分の市場価値を知らない)事は将来不利になるかもしれない。
- 作るスキルだけではなく売るスキルも大事。自分の判断力が試される。
- 小さな企業でも取引先が1社だけというのはリスクが大きい。個人でも1つの会社に依存するだけで良いのか?と言う話。
最後に
このテーマについては、今後引き続き考えていく事になりそうです。